社会福祉士 勉強ノート

社会福祉士資格試験に向けての勉強ノート。個人用メモなので興味ある方は話1/10程度にお読みください。

220731の勉強

きょうの勉強時間 0:46
累計勉強時間 103:04(うち24:00スクーリング)

 

一周読み終えました。共生社会、目指したい。

次の本から、書きかた変えよう!ひとつの話題に対してエントリをひとつ作って、読んでる期間かけて充実というか深掘りしていく形にしよう!

220729の勉強

きょうの勉強時間 0:51
累計勉強時間 101:13(うち24:00スクーリング)

 

第二章

ファミリー・ライフサイクルとライフコースは対になる概念
ライフコース 職業経歴、家族敬礼の相互作用の視点

国民生活時間調査

必需行動(睡眠)
拘束行動=仕事時間+家事時間
自由行動(テレビ、インターネットなど)

生活の質

ものからこころ、そして関係性へ

生命の質

基礎概念に健康概念がある

生殖家族

結婚した男女からみた家族(自分で選べる)

定位家族

子どもの世代からみたもの(自分で選べない)

近代家族

研究者 アリエス、ショーター
家族関係に関する心性の変容に注目
親密性や情緒性を重視
子ども中心の家族感情
母性が神聖視されがち
社交は衰退して非家族を排除した家族の団らんを志向されがち ←ほんとかなあ

 

いまの日本は世帯単位の福祉サービス提供(=子どもによる介護)が近い。これを個人単位に改める方向に議論は設けられているのか?状況要勉強。

220728の勉強

きょうの勉強時間 1:50
累計勉強時間 100:22(うち24:00スクーリング)

 

再開します!!

 

序章

社会学

「良質な社会」の建設、という具体的な目的

広義の社会学:経済、政治、文化、人と人のつながり
狭義の社会学:人と人のつながり

社会学の特色

①全体性の分析
②わたしたちの日常生活における「社会的なるもの」への関心

社会秩序を巡るテーマ:「個人と社会」の問題の分析 共時的分析
社会システムの変動分析 通時的分析

スペンサー

「個人と社会」の問題の分析
社会進化の方向性を「軍事型社会から産業型社会へ」と定型化して社会変動分析

ウェーバー

プロ倫
プロテスタンティズムエートス(精神的雰囲気)という個人を超えた存在が、個人の行為に影響を与え、その結果ヨーロッパで資本主義が誕生した

政治的支配の形態を伝統的支配、カリスマ的支配、合法的支配の三種に分類
合法的支配ののもとでは被支配者のみならず支配者もまた実定法に服さねばならない

目的合理的な行為と形式合理的な制度が支配的になっていく

ハーバマス

批判的社会理論
「システムと生活世界」マクロレベル、ミクロレベルの分析
マクロをシステム、ミクロを生活世界ととらえた

その他

グローバリゼーション ⇒ 圧倒的な非対称に拍車

社会問題の社会学 社会問題を解決しようという実践的な志向 第四章に期待

 

第1章

創発特性

各部分ないし各要素には還元できない集合体自体の性質
etc. 水、家風、ホロコースト

マンデヴィル

個人の悪徳は社会全体の美徳になる

パーソンズ

社会システムの活動を構造と機能という概念によって理解する
AGIL4機能
 Adaptation 適応
 Goal attainment 目標達成
 Integration 統合
 Latent pattern maintenance and tension management 潜在的パターンの維持と緊張処理

規範と文化

規範の背後には、文化があるから、規範は正当性を持ち得る
規範をより一般化したものが正義

評価

政策評価 政策 を評価
行政評価 政策+施策+事業 を評価

社会階層

現代社会において属性主義と業績主義がミックスされていることは良いことなのか?
 ⇒ 若干の格差があっても、努力によって上の階層に立身出世できるならば、多くの人にとって、その社会システムは「努力すればなんとかなる社会」とみなされて安定化するであろう。
   人々に不平等な状態だと認識される格差こそ問題なのであり、この点に不平等問題を理解するポイントがあるのだ。

測定の指標
 ①富
 ②権力
 ③威信
 ④知識

日常生活ないし専門領域に対して法はある種異質な存在として想定されている

予期

認知的予期 なんらかの措置が必要(科学、経済、政治)
規範的予期 間違っており修正されるべきは現実のほうである(法、宗教)

遅延性

法はその遅延性のゆえに、望ましくないと思われる社会の変化に抗うための手段ともなりうる
 ⇒ このことを自覚し受け入れる必要がありそうだ

市場の問題性

①力の不均衡
②社会性の欠如
③市場で賄えないサービスの存在

②における「市場の社会性」は深掘りしたいなあ

労働市場は、企業と労働者の間に労働力の売買関係が成り立っている

市場の制御の一端を担うのが社会福祉!!

コント

社会静学、社会動学
人間精神 神学的、形而上学的、実証的という三段階
社会組織 軍事型、法律型、産業型という三段階

マルクス

近代社会は資本主義、近い将来に社会主義の段階に移行すると宣言

テンニース

社会を構成する集団累計がゲマインシャフトからゲゼルシャフトに移行

デュルケーム

社会的分業の発展に伴って、同質的な人々の機会的連帯から異質な人々の有機的連帯に移行する
これって多様性に近い概念な気がする。どうだろう!

ルーマン

環節的分化、階層的分化、機能的分化
これを説明できないと難しいだろうな……

17 レポート作成の道のり

と言いつつ、付け焼き刃的に書き上げてしまったので、引用元だけ残しておきます……。

 

220716
 きょうの勉強時間 1:47
 累計勉強時間 97:59(うち24:00スクーリング)

 

兵庫医科大学「取り組み:クリニカルパス
https://www.hosp.hyo-med.ac.jp/activity/clinical_pathway/

厚生労働省「地域連携クリティカルパスとは」
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/10/dl/s1031-5e.pdf

兵庫県がん診療連携協議会「がんの地域連携クリティカルパスについて」
http://www.hyogo-ganshinryo.jp/critical_path/

日本医療マネジメント学会クリティカルパス情報交換委員会名簿」
http://epath.medis.or.jp/cp_main.html#meibo

日本医療マネジメント学会脳卒中地域連携クリティカルパス(香川労災病院)」
http://epath.medis.or.jp/cp_file/cp0429-1.pdf

13 レポート作成の道のり

220712
 きょうの勉強時間 4:51(0708~0712の読書ぶんを追加)
 累計勉強時間 92:45(うち24:00スクーリング)

220713
 きょうの勉強時間 0:48
 累計勉強時間 93:33(うち24:00スクーリング)
 赤字で加筆。

220714
 きょうの勉強時間 1:41
 累計勉強時間 95:14(うち24:00スクーリング)
 青字で加筆。アウトライン作成完了、書き始める!

220715
 きょうの勉強時間 0:58
 累計勉強時間 96:12(うち24:00スクーリング)
 レポート下書き完了!あとは印刷前に最終推敲するくらいかな。
 僕の祖母の特養の話は入れた。間違いなく僕にしか書けないレポートになった。
 参院選の話を入れるには残されたノートは狭すぎた。「政治は全体の奉仕者」の流れも補強できなかったし。この話を入れられたら間違いなくいまの僕にしか書けないレポートになったが、諦め。

220716
 きょうの勉強時間 0:09
 累計勉強時間 98:32(うち24:00スクーリング)
 清書!

 

 

 

高齢者の介護問題を取り扱ったニュース、社会福祉士として何が出来るか

 

『高齢者の認知機能低下、8割の施設で コロナ制限影響か』

記事URL

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE069J50W2A600C2000000/

重要そうなとこを引用

入所者の認知機能の低下がみられたと回答した施設が8割に上り、前回調査を上回った。面会や外出などの行動制限が背景にあるとみられる。

(中略)

心身の活力が失われて要介護状態の手前になるフレイル(虚弱)の人が増えれば、結果的に医療費の負担増にもつながる

(中略)

フレイルは活動量の低下や社会との交流機会の減少などに起因する

(中略)

厚生労働省に新型コロナ対策を助言する専門家組織は6月8日、医療・介護現場に感染対策の緩和を促す提言をまとめた。高齢者施設ではマスク着用のもと短時間・少人数で一定の距離をとれば面会は可能とする見解を示した。

「専門家組織」ってアドバイザリーボードのことじゃないの??該当する提言の部分、必死に探したけど見当たらず。報告資料にはないけど、議事には出てくるのかもしれないな……。であればもう数日かかるのかもしれない。もう少し待ちましょうか。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html

 

『「動かない」と人は病む』

生活不活発病について説明されている。

引用

P.3 生活不活発病とは、その名の通り、「生活が不活発になった」ことが原因となり、あらゆる体や頭のはたらき(機能)が低下する病気

P.16 生活不活溌病の予防のためにも回復のためにも大事なのは、原因である「生活が不活発なこと」を防ぐ、つまり「生活を活発にする」ことです。

P.59 外に出ない理由で最も多いのは「外ですることがない」ことでした。(中略)ただ「外に出るように」と言うのではなく、外に、楽しみや、やってみたいと思う具体的なことを見つけることが大事です。

P.93 本当のリハビリテーションとは、それとは全く逆の、一人ひとり違う状態や可能性、過去の経歴、その人のもつ好みや価値観を尊重した、その人らしい充実した人生をつくる「オーダーメイド」のものなのです。

P.139 高齢化社会が進むこれから、老父母に娘・息子がこういう遠隔介護予防をすることも、「親孝行」の一つのスタイル、と多くの人に考えるようになっていただければと思います。

P.160 不活発な生活では、精神的な刺激も少なく、頭を使うことも少なくなります。それによって知的活動が低下し、まるで認知症のような状態になることさえあるのです。これは本当の認知症と違って、回復の可能性があります。(中略)これらを単純に「ボケた」とかたづけず、生活不活発病の可能性を考えることが大事です。

P.193 災害時における生活不活発病予防と改善の基本は平常時と共通しており、「することがある」ようにすること、すなわち社会参加の機会を増やすことです。

 

『新しい地域ネットワークの教科書』

共助をもって地域ネットワークを再興しましょう、という趣旨。その取り組みは福祉にも生きてくるし、生活不活発病やフレイルへの対策にもなりうる。そのような広い視野を持ち、提案できるのは社会福祉士ならではの専門性といえるのではないでしょうか。

引用

P.6 地域包括ケアシステムの構築や地域矯正社会の実現など、社会システム(行政施策)側がトップダウンでいくら頑張っても、生きづらさを抱えている本人や家族が、ご近所から孤立していては意味がない

P.165 生活支援体制整備事業とは、2015年の国の介護保険制度の改定により、全国約1700の市区町村ではじまった、地域包括ケアシステムの中に位置づけられた事業です。目的は、地域の支え合いや助け合いを広げて地域共生社会をつくること。具体的には(中略)居場所づくり・生活支援・移動支援などの活動の創出と育成です。

P.176 生きがい就労とは、高齢者がお住まいの地域で楽しく自分らしく働くことで、地域社会の課題解決にも貢献し、生計の役にも立ち、生きがいになることを目指すもの。週2~3日、1日3~5時間という新たな「プチタイム」「プチ勤務」という働き方が全国でたくさん生まれています。特に農業、保育及び介護などの現場でのワークシェアリングのモデルにもなっています。

 

『【LIVE】#アベプラ 選挙特番』

URL

https://www.youtube.com/watch?v=33OP-E7quKg

引用

(のちほどちゃんと整理)
20代、30代の人口が1100万人、1300万人であるのに対し、60代、70代の投票数が1000万票、1500万票と、上回っている。若者の投票率がどれだけ高まったところで、政治は高齢者の声を聴く仕組みになる、という論理をもってシルバー民主主義と表現される。

シルバー民主主義という現状につながるのは、政治が全体の奉仕者たる役目を全うしていないという背景も指摘されている。(要出典!)

だが、高齢者世代が、若者世代とのつながりを持てず、若者世代と社会課題を共有できていないという背景もあるのではないだろうか。

 

『保育園の「騒音」問題。未然に防ぐカギは「地域交流」にあり』

URL

https://www.socialinclusion.saiseikai.or.jp/reports/50_nadesikoaozora/

引用

「地域の方々との交流の場を設け、『みんなで子育てを行なっている』という意識を共有できるようにしています。例えば、園の行事にボランティアとして参加していただいたり、園児が自治会の行事に参加したり。地域住民の方がより園に対して親近感を抱けるように、1度や2度で終わるのではなく、年間を通じて計画を立て、互いに交流しています」

『新しい地域ネットワークの教科書』に書かれていた居場所づくりや生きがい就労のまさしくな事例なのでは。いやちょっと違う?でも、こうすることでコミュニティ内におけるトラブルを緩和し、高齢者側には生活の活発化を促すことができている(後者の狙いは園側にはなさそうだが)。

こうした取り組みを認識し、相談に応じて提案していけることが、社会福祉士の専門性として効果的だと思いました。

 

『テキスト』

引用

P.301 高齢者が社会の一員として包摂(ソーシャル・インクルージョン)されるよう、地域、国家、国際社会に対して積極的に働きかけるべきである。

 

特養での実体験

僕の祖母が入居している特養では、コロナ禍の制限により直接の面会はできない。待合室に入り、オンライン通話システムで面会をする。先日 その面会にいったとき、僕の子を初めて連れていった。認知症の進行が見られ、普段の面会では笑顔の見られない祖母だが、自分のひ孫を目にし かつてないほどの笑顔を浮かべていた。

特養の作業療法士いわく、面会は入居者の心身に刺激を与える営みであり、施設側としてはできれば再開したい思いがある。6月8日の厚労省見解も踏まえて徐々に再開していきたかったが、その後 第7波の兆し(『新型コロナ “第7波”対策で政府分科会が緊急提言案』 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220714/k10013716711000.html)も見られており、いまはまだ時期尚早と判断している。

最初に述べたように、生活を活発にすること、その手段のひとつとして地域交流を増やすことや施設介護での面会を行うことは、介護予防の一翼を担う。その実現に向けた社会資源の開発や、医療と福祉の接続は、社会福祉士が専門性を発揮できる分野であると感じた。

直接 ひ孫を抱くことが叶う日まで、祖母には元気に生きてもらいたい。

22 レポート作成の道のり

220705
 きょうの勉強時間 0:40
 累計勉強時間 86:38(うち24:00スクーリング)
 大枠の論旨作成。

220706
 きょうの勉強時間 1:16
 累計勉強時間 87:54(うち24:00スクーリング)
 いったん1,450字に書き上げ。あと15分くらいで推敲完了かな。
 『ソーシャルワーカーという仕事』を読んで、一文引用した。
 あとは『多様性の科学』を引っ張りだして、多様性を確保したほうが良いよ~の月次な事例(笑)を一文引用したいなあと思っている。

220716
 きょうの勉強時間 0:19
 累計勉強時間 98:23(うち24:00スクーリング)
 清書!

 

相談援助における社会福祉士の専門性とは何か?

 

知識の豊富さ

福祉サービスの内容に明るいこと

福祉サービスを必要としている人に福祉サービスを届けることが最も重要である。
現状のサービスを遍く知ることは必須。

福祉関連法律の歴史、現状に明るいこと

各福祉サービスの根拠となる法律も知っておくことが望ましい。
現行法律はもちろん、これまでの法改正の経緯もおよそ理解しておきたい。

相談におけるノウハウを使いこなせること

テキストp.112 面接における基本的応答技法。
相談者の感情を否定せず、Iメッセージで感情を伝えるコミュニケーションを心がけたい。
コーチングや1on1などの場面でも整理されるノウハウでもあると思う。
そのような分野から学ぶことも多そうだ。

 

現実に即した現場感覚

頭でっかちになりすぎないこと

対人援助職は人に接する。
抱える悩みやバックグラウンドは、人によって多様である。
人の多様性を常に意識し目の前の個人に向き合うことで、個別最適さを欠く援助に陥らないようにありたい。

実際に活動しているソーシャルワーカーの現状を知ること

相談援助演習のスクーリングで、ソーシャルワーカーの実態に迫ったドキュメンタリーをたくさん観た。
また『ソーシャルアクション!』では具体的なソーシャルワーカーの取り組みを知ることができた。

ニーズを見誤らないこと

自分のバックグラウンドも踏まえ、福祉に携わる信念を曲げたくない。
自分が社会福祉士になるきっかけを言語化し、語れるようになる。
『ソーシャルアクション!』「当事者」の語りに「非当事者」がどれだけ耳を傾け、気持ちに寄り添い、一緒になって未来を作っていけるかどうか(松川莉奈P.52)
『ソーシャルアクション!』あなたがかつて何をやってもうまくいかず、誰かから誤解され、深く傷ついた経験をしていたら(中略)そういった小さな体験の一つひとつによって芽生え揺り動かされた情動は、今まさに困難の最中にある人々と「私自身」とをつなぐチャンネルになります。それが当事者力です。(鴻巣麻里香P.v)←良いこと書いてるんだけど今回の引用は見送ろうかなあ。
ソーシャルワーカーという仕事』(ソーシャルワーカーの営みは)ソーシャルワーカーがどれだけ人の人生を追体験できるか、どれだけ豊かに想像できるかにある。(ちくまプリマー新書宮本節子

製造業 三現主義(現地・現物・現実)

トヨタのなんたら~みたいなノウハウ本借りてきたら良いこと書いてそう。←ここはいったん良いことにします!

 

人と人との繋がり

複数人でチームを組むことが重要

ひとりでは社会課題の解決やニーズの達成には限界がある。
複数人の知見を踏まえることで、視野が広がる。課題解決の道筋が広がる。
『ソーシャルアクション!』「こども食堂」という居場所を通じて専門家同士がつながり、それぞれの支援の幅を広げ質を高めることが可能になっている。(鴻巣麻里香P.19)

バランス維持には、組織の多様性が重要

多様な意見を踏まえ、民主主義的に意思決定を進めることで極端な意見に陥ることを防ぐ。
相談援助でチームを組む際は、色々な視点を持ち合わせて話し合いたい。
『多様性の科学』引っ張り出すか……。

虐待・ハラスメント防止には多くの人の目が入る環境が大切

この論を支える文献ってどこかにない?少なくともうちのNPO社協から言われたんですが……。笑