社会福祉士 勉強ノート

社会福祉士資格試験に向けての勉強ノート。個人用メモなので興味ある方は話1/10程度にお読みください。

03 レポート作成の道のり

書きました

あと印刷前に最後の点検をする。結局、家事関連時間の男女差から、ジェンダーバランスやそれへの対応策としての育休の普及、パートナーシップ構築のための対話などを論じた。だいぶ……無理がある気がする……

 
相馬直子、山下順子『ひとりでやらない 育児・介護のダブルケア』

あるひとりに一極集中したダブルケアの責任と負担を分担していき、その人自身が少しでも心身ともに休む時間をもてるようなサポートが必要。障害児支援サービスが不足している。障害をもつ子の母親はフルタイムで母親であるべきという社会通念がある。(p113あたり要約)

ダブルケアの根本的な問題として、責任や負担が女性に集中している。介護や育児を女性の問題として捉えるのではなく、男性ももっと関わることができるような制度設計が必要。(p124あたり要約)

児童福祉・障害者福祉・高齢者福祉と対象別の縦割りな制度化が問題。複合的なケア関係が増えていく社会においては、既存の制度、サービス、人材をつなげていくことが重要。子育て支援の専門家が介護制度や介護のことを知る。介護の領域の専門家が、子育て支援制度や子育てのことを知る。といった具合に、領域の越境が必要。(p129あたり要約)

地域包括支援センターにおける個別ケース地域ケア会議、包括エリア地域ケア会議などで、ダブルケアをテーマに議論する。「どのような地域であれば、認知症の人の介護と育児の療法を抱えている家族の支えになれるだろうか?」「家族の形態が変化する中で、家族が担う介護の現状と、私達に求められる役割はなにか?」などについて、ダブルケア当事者、ケアマネ、デイサービス職員、医師、訪問看護ステーション、民生委員、社会福祉協議会職員、ケースワーカー子育て支援スタッフ、保健師、区役所の職員などが話し合う。(p149あたり要約)

「育児と介護の両方について詳しい知識をもった専門職が必要」「当事者の思いや悩みを語り合える場が必要」「雇用形態や働き方の改善など、企業の視点で考えるべき」「女性だけの問題にしてはいけない」といった意見が活発に交わされました。(p160引用)

 

220829
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220910
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