220514の勉強
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第4章
第1節
診断主義学派(提唱者:ハミルトン)
フロイトの精神分析理論をよりどころ。
パーソナリティ構造や内的葛藤、あるいはそれらの行動に与えられる影響に関する理解が、ケースワークにおいて重要な知識だ とする。
自我心理学に注目。
成育歴・生活歴を分析~自我の機能を解明~強化~パーソナリティの適応力強化。
社会改良の側面が薄れてしまった。
機能主義学派(提唱者:タフトやロビンソン、基礎理論はランクの諸説)
診断主義だと、機械的、決定論的な人間感が残ってしまう。
クライエントに、ワーカーの属する機関の機能を自由に活用させることを通し、自我の自己展開を助ける。ここ重要。
フロイトが過去に注目した部分(自我・原始的自我・超自我のこと??)を否定。
この両派ではパーソナリティの捉えかたに相違がある。
グループワーク(提唱者:ニューステッター)
交友を通じて発達と適応が進むこと、交友が社会的に望ましい諸目標を拡充する手段として活用されること。
・ゲームや芸術活動
・パーソナリティの交流
※民主主義の実体験にも重要
コミュニティ・オーガニゼーション(定義者:ロス)
地域社会が自らの必要性と目標を発見する。それを達成する革新と意思を開発し、必要な資源を内・外部に求める。行動を起こす。
みっつのモデル……地域開発モデル、社会計画モデル、ソーシャルアクションモデル
日本社会事業学校(1946年開設)
日本ソーシャルワーカー協会(1960年結成)
社会福祉サービスのありかたが措置制度にもとづき、社会的弱者は入院させられていた。
⇒ソーシャルワークの展開が妨げられた。
導入元のアメリカは、こうした問題とは無縁だったのか?
第2節
貧困の文化 世代間で貧困が再生産される。
ジョンソン大統領 貧困戦争の宣言(1964年)
福祉権組織、福祉権運動(1960年代) 「自助の原理」を貧困者や貧困家庭に強いる実践になっている。
⇒自助ではダメだと、アメリカをして気づいた。
問題解決アプローチ(提唱者:パールマン)
診断主義と機能主義の折衷主義;問題解決アプローチ
生活上の困難状況は、生活を営む中で当たり前に生じる問題。
問題解決の主体はクライエント。問題解決に取り組むクライエントのちから;ワーカビリティ
ケースワークは死んだ(パールマン 1960年後半?)
社会問題の解決には、広範囲の社会計画や制度の変革が必要であり、それらへ向かう働きかけを行う役割 ケースワークは担っていない。
生活モデル⇒人と環境との交互作用
相互連結理論アプローチ(1996年、ターナー)
第3節
ソーシャルワーク統合:複雑化、深刻化するクライエントの生活問題にソーシャルワーカーが対応できるのか?アプローチは充分?
各方法論に共通する原理や技術を抽出した。